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通信Vol.560/98/04/11

シマノ部品についての情報

1,ワイヤーリード固定ボルトの長さについて

既報の通り、ボトムブラケット下のワイヤーリード固定ボルトが長すぎるた
め、ボトムブラケット本体を傷つける可能性があると案内させていただきま
したが、この件についてシマノから口頭で回答がありました。回答の概略は
下記の通りです。

シマノが完成車メーカーなどへ出しているテクニカルインフォメイションで
はボルトの長さを《9mm以下》と指定していますが、一般的に販売店や
ユーザーが見る取扱説明書にはボルト長さについての指定がないので、通常
出回っている10mmのボルトを使用し、本体を傷つけてしまう可能性があ
るかもしれません。現在ボトムブラケットの取扱説明書への明記を検討(決
定ではありません)しています。

2,ボトムブラケット本体がねじ切れる

ボトムブラケットBB-6500(ULTEGRA)従来の呼称で言う右ワンと左ワ
ンが一体となったカートリッジ型になっています。そのために一度組み付け
たボトムブラケットを取り外すときには、一度の両方のネジを緩める大きな
力を必要とします。例えば右ワンを緩めようとすると、左ワンと固く勘合さ
れている本体が左ワンの中で強制的に回されるので、本体中央部には大きな
捻れ力が加わります。その力が本体の薄い鉄板をねじ切ってしまうというト
ラブルが最近発生しました。発生したのはたったの1件ですが、構造的に続
発する可能性も捨て切れません。

このことから組立時には左ワンと本体の勘合部にグリスを使用し、分解時に
大きなストレスが加わらないように考慮しなければならないことが判明しま
した。今回のトラブルを教訓として、今後の組立に生かしてたいと思ってい
ます。

3,8SハブにCS-7700の11Tタイプを装着する

8Sハブに9Sの11T TOPを装着すると、ネジ蓋が締まりきらず浮いてしまい
ます。カセットボディーの一番内側に薄いシムを挟めば通常通り使えるので
はないかと思い、シマノに可否を問い合わせしたところ、《お勧めするわけ
ではないが、可能です。ヨーロッパのチームの中にもコンポジットホイルな
どに11T TOPを装着する際に同様のシムを利用している》という回答を得
ました。11T TOPを使う人は少数ですが、使えるということをお知らせし
ておきます。

4,FC-7700のチェンリングコーティング剥がれ

DURA-ACE チェンホイルセットFC-7700のチェンリング(アウターギ
ヤ)のグレーコーティングが剥がれるというトラブルが発生しています。中
には全体的に剥がれたものもあるようですが、こうした全面的に剥がれた商
品はクレームとして交換してくれるようです。交換の可否は程度によると思
われますが、気になる方はキャファまでお問い合わせ下さい。


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