UCIルール改悪!
一部雑誌でも既報の通り、UCI(国際自転車競技連盟)のルールが大幅に改正され、自転車競技に使用できる自転車に大きな制限が加えられることになりました。松本賢さんがお書きになっておられたとおり、自転車の面白さを奪い取るような暴挙と言わざるを得ません。またその改悪内容が特定のメーカーに偏重する内容となっているため、当然の事ながら世界中で非難が巻きおこっています。日本自転車競技連盟の通達に基づいて具体的に説明しましょう。
1997年より適用
- 自転車の全長185cm以内
- ハンドルバーの全長は側面図において前車軸を通る垂直線より15cm以上前に出てはならない
- ボトムブラケット中心を通る垂線と、前車軸の距離(a-b)は最小54cm、最大65cmとする。ただし上記2項目の寸法については、1997年中は寸法が異なることを許されるが、合計寸法が80cmを越えてはならない。
- 自転車の車輪はタイヤを含めて最大70cmから最小55cmのあらゆる寸法を採用できる。シクロクロス用自転車ではタイヤの最大幅は35mmとする。
- デルタ、ブルホーン、トライアスリート用ハンドル、その他の変則的な形状のハンドルはオリンピック・スプリントでは使用不可となる。
- スピナッチ、ティラミス等のハンドルバー・エクステンションはロードレースにおいてのみ使用できる。
1998年1月1日より適用
- ボトムブラケットー前車輪、前車軸ーハンドルバー先端の寸法制限の厳密な適用
- フレームの前三角は三角形状を成さなければならない。
- フレームチューブの寸法制限
- 前後車輪は同径でなければならない。ただし既存のモデルは上記2に合致しなくても1999年12月31日までは使用できる。
2000年1月1日より適用
規則の改定(通達の一部を抜粋して転載)
1.3.011
- 防護スクリーン、航空機の胴体のようなフェアリング、空気抵抗を減じたり、人工的に推進力を増すようなことも目的とした付属品を付加しあるいは構造に融合させて使用することを禁じる。
1.3.012
- サドルの先端部がボトムブラケットの中心を通る垂線より少なくとも5cm後方に位置しなければならない。サドルによる支持は垂直でなければならない。サドル自体の長さは最短24cm、最長27,5cmとする。
1.3.013
- 手の支持点の最大高さは、サドルの支持点を通る水平面を通る水平線と同じか、低くなければならない。その手の支持点は、操舵軸より後方にあってはならない。ハンドルバーの全長は側面図において前車軸を通る垂直線より15cm以上前に出てはならない。
1.3.018 bis
- 1998年1月1日からは、サドル、ペダル、フロントフォークを結ぶ自転車の構造は3角形を成さなければならない。
- この構成要素は管とし、その断面形状は自由に選ぶことが出来る。最小幅は2.5cmとする。フレーム部における最大幅は8cm、シートステー、チェーンステー、シートチューブの最大幅は5cmとする。

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