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SCRAP BOOK
掲載日:
08.08.20.
アドバイスして下さい
いつもキャファ通信楽しく読ませていただいています。決戦用のホイールに
ついてアドバイス下さい。現在フレームがイーストンの7000系、フォーク
が同じくアルミのQR のストレートフォークを使用した 26インチバイクに
乗っています。昨年はスピナジーを決戦用として使っていたのですが、なん
かしっくりこないというか、フィーリングが合わないというのか…。具体的
に何処が気に入らないかというと“重い!”のと、多分セッティングの問題
だと 思うんですけど、登りのダンシングで左右に振ると、ホイールがブ
レーキシューに触れてしまうのです。
前のバイク(ホイール27インチ)に乗っていたときは、日石のデュープリ
ム(NDR2 712でしたけ、リムの低い方)を決戦用として使っていて、軽量
と耐横風と走行時の風切音が非常に気に入っていました。もちろん、オール
ラウンドで使えるエアロホイールなんて望んでいませんが、まず第一に“軽
量さ”、それからスピードに乗った時の“慣性に優れた”ホイールがあれば
と思っています。(それから、扱いやすさ)
ちなみに私の走力ですが、昨年の佐渡B(106KM)は3 h25mでした。自分
の気持ちとしては、同じホイール(日石)にしようかなと。日石から新商品
も発売されるということですし、Good な物がありましたらご紹介してくだ
さい。
辻本から
<現在フレームがイーストンの7000系、フォークが同じくア
ルミのQR のストレートフォークを使用した 26インチバイク>という文面
から想像しますと、かなり固いフレームを使っていらっしゃるようですの
で、コンポジットホイル(たとえばSpecialized、CORIMAなど)は良くな
いと思います。しかもロング指向の強い方のようなので、出来れば軽いホイ
ルで疲れを最小限に押さえるのが良いと思います。<何処が気に入らないか
というと“重い!”>とおっしゃっておられるとおりです。
次に<登りのダンシングで左右に振ると、ホイールがブレーキシューに触れ
てしまうのです。>とお書きですが、この問題はほとんどのエアロリムに見
られる現象で、当然のことながらスポーク数を多くすればこの現象はなくな
ります。しかしスポーク数を増やせば空気抵抗が増えてしまい、何のための
エアロホイルかわからなくなってしまいます。ニッセキのNDR2721は横剛
性の高いリムなので、自転車競技界でも高い評価を得ていますが、空気抵抗
という側面から見ると必ずしもベストとは言えません。
リム高が高いほどリムの横剛性は低くなる傾向があります。それはリム断面
形状が背の高い二等辺三角形になり、横からの力に対抗することが出来ない
のだと思います。空気抵抗と剛性のバランスをどこで保つかが設計のノウハ
ウになると思いますが、今のところ50mm位の高さが一番バランスがよい
ように思います。
650C(26インチ)エアロリムではNISSEKI以外にZIPP、CORIMA、HED、
MAVIC、CAMPAGNOLOなどがありますが、横剛性、重量など何れも
NISSEKIの新製品MB26が抜きんでていると思います。いまキャファで最も
売れているホイルです。12H、16H 24Hの3種類がありますが、前輪
12H、後輪16Hで十分です。
蛇足ですが、<登りのダンシングで左右に振る>のはロスが大きいのでなる
べく振らないように練習してください。上半身をうまく使えば車体が振れな
くなります。ダンシング時には上半身を前屈みにして、ハンドルバーを十分
引きつけ、脇、肘が90度くらいになるようにすれば、あまり力を使わなく
ても車体が振れなくなります。これがダンシングの秘訣です。