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掲載日: 1998.10.24

バランスウエイトの開発  

梅津さんから/
バランスウェイト届きました。ありがとうございます。件の日石ホイールに
は張ってもあと1枚くらいなので、残りは友人のディープリム用に譲って、
キャファの宣伝をすることに致します。

思えば、数年前に27インチスピナジーを購入してタイヤ貼付後、あまりの
アンバランスに閉口していたところ、某M選手のお店で偶然みつけたのが
キャファのバランスウェイトでした。

まさに『渡りに舟!』という製品だったのですが、説明書に書かれた開発経
緯等、非常にまじめに取り組んである製品だな〜、と感心したものです。

その後、たまたまネットサーフィンでHPをみつけたのですが、なるほど、
この主の開発したものであれば・・・と納得したのでした。

次なる製品はなんでしょうか?期待しています。

辻本から

10年も前のことですが、お客様の中にオートバイレースを経
験したことがある方がいらっしゃいました。「ホイルバランスが悪いとス
ピードは出せないもの、自動車と同じです」という話を聞いて、自転車はそ
んなにスピードを出す訳じゃあなし・・・と気にも止めていませんでした。
それどころかご自分の自転車のホイルバランスを神経質に調整している姿を
見て、心のどこかでは馬鹿にしていたようにさえ記憶しています。

数年後、「小径ホイルの共振」「軽量リムの共振」という問題にぶちあたっ
たとき、ふと思い出したのがホイルバランスです。

小径ホイルは低速でも回転数が高い、軽量ホイルは普通の車輪より低速で共
振しやすいことを考えると、ホイルの重量バランスは思ったより重要なポイ
ントに違いないと気づいたのです。

しかもバランス良い車輪と悪い車輪を比較すると、エネルギー差が意外なほ
ど大きく、長距離になるとタイム差がはっきり出てしまうくらいであること
もわかってきました。

MAVICやCAMPAGNOLO、NISIなどのヨーロッパを代表する優れたリムを
調べると、いずれもタイヤを装着した状態で、完璧にバランスが取れている
ではありませんか。それに引き替え、アメリカや日本で作られている新興リ
ム、ホイルメーカーの製品はいずれもひどくアンバランスでした。

バランスウエイトとしてまず考えたのが、釣りのおもりです。スポークに巻
き付けるように固定するアイデアでしたが、エアロダイナミックを追求した
ホイルには似合いません。ある人のアドバイスでゴルフクラブに貼るウエイ
トをテストしてみました。ゴルフクラブのウエイトにもいろいろありました
が、一番小さなウエイト(2.5g/1個)が微調整もできて、しかも背の低い
リムにも貼りやすいことがわかりました。

ウエイトなど必要のないホイルが一番です。無くて済めばそれに越したこと
のないあだ花のような商品ですが、現状では使わざるを得ない、そんな製品
です。


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