Q
ご存知とは思いますが、私がトライアスロンを始めた10年くらい前はペダ
ルの回転数は通常は90rpmがいいといわれておりました。ところが、ここ
2,3年は100rpmぐらいといわれているようです。
また、自転車競技の場合でも100rpm以上、競輪にいたっては120rpm
とか160rpmとかだと思います。(アワーレコードでも100rpm前後
だったと記憶しております。)
2年くらい前、当時私は90rpmくらいでまわしておりましたが、上記の理
由から100rpmにしてみようと、練習を始めました。ところが、どうも疲
れるのが早い。(当然ギアは軽くしていました。)
最初は筋肉が慣れていない、ペダリングが悪いと思い、1ヶ月くらい練習し
ておりましたが、一向によくなる気配がありませんでした。
そんな中、SWIMでKick練習をしていた時、「Kickは進まないわりに疲れ
るなぁ。スイミングスクールにきている子供達はなんであんなにタフなんか
なぁ。」と思い、コーチに聞いてみたところ、
Kickでは大きな脚の筋肉を動かすので、当然疲れる。子供は筋肉があまり
ついてないので、楽である。というような事を言われ、なるほどと思ったと
たん、ペダリングでも同じことがいえるのではないかと思いました。
ペダルの回転数を上げれば上げるほど、脚を動かさなければならない。従っ
て、いくら負荷を軽くしたといっても、疲れやすくなるんではないかと。
それ以来、私はペダル回転数にはこだわらず、一番楽で早く走れるギア、回
転数を選んで練習しています。
ちなみに今は固定ローラーでは95rpm前後、ロードでは90rpm前後、
レースでは(レース用はメーターが回転数付きではないので、正確なところ
はわかりませんが)95rpm前後が私にとってはよい回転数であるように思
います。
この件に関し、何かアドバイスがいただけたら幸いです。
今後とも、よろしくお願いいたします。
A
辻本から/どちらかというと貴方は他人のアドバイスよりご自分の考え方
を貫くタイプだと思いますので、あまり気になさらずご自分の思うとおりに
なさるのが一番良いと思います。
ここでは一般論を申し上げます。今年のアイアンマンでバイクパートの応援
をしていたとき、前から見ると日本人の回転数と欧米人のそれとでは大きな
差がありました。かなり距離があっても日本人は見てすぐにわかります。そ
れほど欧米人と比較して回転数が高いのです。日本人でも後の方の選手にな
りますと、回転数が低くなり、回転力のないことがわかります。
回転力を身につけるには1年以上かかると思います。現在の日本のトップレ
ベルでさえ、少なくとも1〜2年はかかっているのですから、目指すレベル
にもよりますが、1年は頑張らなければならないと思います。
3本ローラーで、1週間に4〜5日、1回30分以上、120rpmを1時間以
上続ける力、160rpmを1分以上続ける力、180rpmを一瞬でも回せる力を
付けて下さい。誰でも1年頑張ればそこまでは出来るようになります。やが
て回転を上げても心拍数が上がらなくなります。回転力がないと余分なエネ
ルギーを消費するために心拍数が上がります。(念のために申し上げますが、
上記の数字は最終目標の数字ではありません)
《速くなるための練習はこれだ》人によって多少の差はありますが、この練
習さえすれば速くなるという方法があります。問題はそれをするかしないか
です。した人は速くなり、しなかった人は今のまま、ただそれだけのことな
のです。