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SCRAP BOOK
LOOK PP256について-1
PP256はトライアスリートに最も人気のあるペダルですが、耐久性に問題があります。というのはLOOKのペダル全般に言えることですが、軸受のベアリングが小さく、しかも防水が完全ではないためにベアリングがよく壊れます。よく乗る人の場合、2年保ちません。当然毎年のようにベアリングを交換しなければならないのですが、輸入元では専用の工具を販売していないのです。ほとんどのショップでは使い捨て状態になっているようです。もちろん安い物ではないので使い捨てというのはばからしいですし、そんな余分なお金もありませんから、絶対修理しないといけません。ということで今専用工具を作ろうとしています。多分今週中には結論が出ていますのでまたお知らせしたいと思います。数は少ないのですが、販売したものが全部修理が必要な状態になってしまい、簡単に交換できると思っていたので困っているところなのです。世界のロードレースではSPD が45%、LOOKが45%、その他CANMP、TIMEなどで10%弱、というシェアーです。品質はともかく、数量では世界を二分するLOOKなので、SPD一辺倒だったキャファも修理可能になれば、考え直しても良いかなと思っています。また新製品のDURA-ACE NEW SPDも魅力的なので試してみたい気もするし、悩んでしまいますよね。98NEW MODELの価格は¥19,800(運賃込)、97MODELは¥13,000くらいです。何が変ったのかよくわかりません。多分、固定力の調整が出来るようになったのが新しいポイントなのではないでしょうか。
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LOOK PP256について-2
PP256のベアリング交換についてお話ししたことがありましたが、その後日談です。PP256にはシャフトの根本と先に二つのベアリングが使われていますが、根本のベアリングは普通のボールベアリングです。そして軸の先に使われているのはローラーベアリングです。問題は根本のベアリングが小さく、しかも防水性が悪いので直ぐに錆びたり、ごみが入ることです。また転倒時に横から大きな力が加わるとすぐにボールの受けに圧痕(打痕)ができて調子よく回らなくなってしまいます。
今回修理したペダルを分解してみますと、ベアリングが小さすぎて抜くための引っかかりがありません。工具の爪をベアリングに引っかけて抜かなければなりませんが、そのための引っかかりが無くベアリングを交換することは初めから考えていない設計になっていることがよくわかりました。しかも軸の先のローラーベアリングの位置がまちまちで一定ではありません。製造行程でのミスなのか、あるいは設計が悪いのか、いずれにしてもあまり信用できないペダルだということが言えそうです。
ちなみにベアリングのサイズは外径19mm/内径10mm/幅5mmという小さなベアリングです。同じLOOKのペダルでも他の製品はもう少し大きい工具を使っているのではないかと思いますが、確認中です。LOOKのペダルを購入するときは修理をしてくれるところ(キャファがベスト!?)でしかも修理可能な製品かどうかを確認する必要があるようです。
ちなみに今まで弊社で販売したPP256はお客様のご指名によるもので、私がお勧めしたわけではありません。<お勧めはしませんよ>と断ったのですが、残念です。しかし今回の修理分は何とか調子よく回るようになったので、ほっとしているところです。
今回ついでにTimeペダルも調べてきましたが、ベアリングの交換などに関して大きな問題はないようです。