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SCRAP BOOK
カーボン製品について
| ZIPP MID Vはユーザーとして非常に参考になりましたが、これでは真夏の 大会にホイールを車内にほったらかしにしておく事も出来ませんね。 ZIPP のフレームも同じ製法で作成されているのでしょうか。車に戻るとフレーム もホイールもグネグネになっているとしたら...。 とりあえず、小生のMID Vはもう決戦用として大事に取り置く事は止めまし た。練習にがんがん使います。 一概にカーボン製とされる商品について、特にバイクの外装等に最近使わ れ、差別化される様になったドライカーボンとウエットカーボンの違いが今 回の問題の焦点なのでしょうか?大規模なカーボン成形業者は(強度が必要 な商品について)カーボン成形後に釜で焼き、小規模の業者では硬化材のみ に頼った自然硬化(ウエットカーボン)で対応している、逆に言えば、 (ロット数にもよるが)高価な金型が必要でないカーボン成形は比較的小規 模製造業者でも、自由に成形出来得るといった利点により今では東急ハンズ でもその成形セットが入手出来る所以であると素人ながら、小生解します (まちがっていたら教えて下さい)。 そういった背景より、カーボン製品については自転車部品業界に限らず粗悪 な製品が出回っていると考えられます。例のカーボン製シートピラー座屈事 件もその一例と考えられるのではないでしょうか。なんにせよ、カーボン製 品はその重量だけでなく、材質/成形方法も表示する時期に来ていると個人 的に思います。 成形一つで鋳鉄/鍛造位の差位簡単にでるのではないで しょうか。 そうはいいながら、カーボンの魅力はそんな素材としての研究/熟成途中の ちょっと”いかがわしい”所にもあると思います。 これだけひどい目に会 いながら、ZIPPのクランクに浮気心が疼いていますから...。 |
辻本から
胸にキリキリとアイスピックの先が食い込むような痛みを覚え
ます。今回の問題の原因と予想されるのはウエットとドライの違いではな
く、<成型時の加熱温度を低く設定した製品>です。常温硬化型ではなく、
熱硬化型樹脂のなかでも低温で固まる樹脂を使えば、成型時間が短くて済む
ので、コストダウン(コストカット)になるのです。これは製品を詳しく調
査した結果、これらが原因と考えられるという報告を得たものです。舞鶴で
も友人からキャファ通信をプリントでもらっているという人から、自動車の
中に放置していたZIPPリムのニップル部分が隆起、ひび割れしてしまい、
使えなくなってしまった、というお話を聞くことが出来ました。<例のカー
ボン製シートピラー座屈事件>はカーボンの特性を良く理解しないで作った
製品と言うことが出来ると思います。構造的にせん断に対する抵抗力を増さ
なければ根本的な解決にはなりません。山田さんのお乗りになっていらっ
しゃるiF8000は内側、外側にそれぞれアルミラグ、クロモリラグを使い、
応力が集中しないように配慮されています。ご安心下さい。そう言えば、移
動メカニック中、シートポストの接着が外れてしまったのも見ました。直ら
ないのでそのまま走ってもらいましたが、アルミのシートポストにもいろい
ろ問題があるようです。ずいぶん以前ですが、現行のDURA ACEでも接着
不良品を1本見たことがあります。